40歳を過ぎ、昔入れたシリコンバッグの抜去を考えています
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- 7年前、大胸筋下にシリコン(ザラザラしたもの)をいれましたが、40歳をすぎて健康面が気になり最近、抜去を考えています。
ネットでみたところ、術後はドレーンをいれ、1ヵ月くらいは圧迫した方がよいとあったのですが、ドレーンをいれないクリニックもあり、どちらが良いのでしょうか?ドレーンをいれた方が術後の合併症が少ないならいれて欲しいと思いますが、そちらでは可能でしょうか?
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- シリコンバッグを抜く際にドレーンを入れる必要は通常ありません。もちろん出血が多い手術になればそういった事も考えるでしょうが、通常、慣れた医師がすんなりシリコンバッグを取り出すのであればドレーンは必要無いと思います。
また、ほとんどの場合、脇の下(手術した傷と同じ)からで大丈夫です。(まれに平気で乳輪下や乳房下に大きな傷を入れるクリニックがあります)そういった事も安心していただければと思います。
なお、シリコンバッグを取り出す際、バッグが、自分の乳腺や大胸筋を圧迫しているため、抜去だけではかなりのショックを受けられる事が多いです。
よって当クリニックではバッグの抜去と共にコンデンスリッチ豊胸と呼ばれる、自分の脂肪を使った安全で自然な豊胸を行っています。
以前は同時手術が困難だと考えられていたのですが、医学の進歩(例えば定着が高いコンデンスリッチファットの開発)や注入技術の向上で、今では同時手術の方が(時間を置くより)より安全に確実な手術ができるようになっています。