大学病院の乳腺外科などで使用されている乳腺用エコー「エラストグラフィ」を採用しています。エラストグラフィとは超音波検査で組織の硬さをビジュアル化する世界初の技術で、力を加えたときの弾性によって生まれる変形の程度を色で表します。従来型のモノクロエコーでは判別できない乳腺組織の硬さをリアルタイムでモニターにカラーで映し出します。乳腺組織の硬さや乳がんの検査にはカラーモードで行い、通常の検査ではベーシックモードで診断を行います。実際の検査では超音波プローブをバストにあて軽く上下させるだけで、しこりがあった場合にはその硬さを確認することができるので、良性か悪性かの判断ができます。
- 硬さをカラーで映し出します
乳腺や脂肪、筋肉などの層の状態をみることができるので、シリコンバッグのまわりにある皮膜の厚さや石灰化の状態だけではなく、シリコンバッグが挿入されている正確な位置やシリコンバッグの破損なども確認することができます。