豊胸シリコンバッグを他院で抜去したら、痛みが出てきました
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現在のものと異なる場合があります。詳しくはお問合せください。
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- 20年以上前に豊胸手術でシリコンバッグを入れましたが、拘縮が酷く先月抜去しました。
拘縮による痛みはなくなり、胸は悲惨な形でも、これからはマンモグラフィでもレントゲンでも心置きなく検査できると、長年の痛みと不安から解消され安心していました。
しかし抜去後、違う痛みが出てきて、昨日抜去手術した病院へ行ってエコーとマンモグラフィを撮りました。痛みの原因は抜去の際、石灰化した部分がダチョウのタマゴの殻のようになっていてハンマーのようなもので割ったため、石灰化の残骸が乳腺にこびりついて剥がせなかったそうです。
マンモグラフィの画像は石灰化の残骸で乳腺など見えず真っ白です。手術して下さった先生は、痛みは石灰化の破片のせいだし、マンモグラフィが真っ白になってしまうのも仕方ないとおっしやってました。抜去手術からちょうど3週間です。乳輪に沿ってメスを入れてますが、その傷自体の痛みではなく、乳首から奥へ針で突き刺されるような鋭い痛みが続き、右手を上げると乳房下から肋骨あたりが引きつり真上に手を上げると違和感と痛みがあります。
この先の人生、また鋭い痛みと石灰化の残骸だらけでマンモグラフィが出来ないことが不安で涙しか出ません。解決策はないのでしょうか?
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- 実際に診察してみないとはっきりとしたことは申し上げられませんが、ご相談の文章から私の見解を述べさせていただきます。
通常石灰化はバッグの周囲のカプセルにできます。
マンモグラフィーで乳腺が全く見えないということはカプセル全体に石灰化を起こしていたと推測します。
ただハンマーのようなもので割ったとのことですが、乳腺に突き刺さるような状態にまでなるかは疑問です。よほど強く叩けば刺さるかもしれませんが、経験がないのでわかりません。
乳頭から奥への鋭い痛みの原因としては、石灰化が乳腺に突き刺さった為かどうかは分かりかねますが、術後3週間という時期ですので、バッグを抜去した際の影響(カプセルや周辺組織の引き連れ等)も考えられます。
手術の影響であれば、時間の経過とともに改善してくると思います。