リップリングと拘縮で不自然な胸は豊胸のシリコンバッグを除去して解決するしかないのでしょうか
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- 2年前に他院にて乳腺下にバッグを入れ、右胸に拘縮があり、右胸だけ入れ替えを行いました。
それにより拘縮の固さは少しましになったのですが、うつぶせになると、バッグの形(角?)がはっきりとでて不自然になります。乳房下にリップリングもあります。
入れ替え後に相談したのですが、皮膚が薄いからこの程度のものは仕方ないと言われて、今に至ります。
いっそ、抜去してしまえばいいのかもしれませんが、せっかく痛みに耐えて入れたのに、と思うとなかなか踏み切れません。
やはり、抜去しかないのでしょうか。
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- 残念ながらその症状(拘縮やリップリング)は、時間が経って悪くなることはあっても、改善することはありません。入れ替えをしても、自然にはまずならないと考えた方がいいでしょう。
解決法は抜去しかありませんが、単純な抜去の場合、バッグの影響で乳腺や脂肪組織が萎縮していますので、胸がえぐれた感じになりやすく、かなり不自然な状態になります。
したがって、このようなケースで最もよい解決法は、抜去と同時に、バッグの入っていなかった周囲組織にコンデンスリッチファットを注入し、形を整えるという方法です。
この方法での解決法は多く手がけていますが、自分自身の脂肪を使う方法ですので、シリコンバッグから解放された心理的負担の改善も大きく、皆さんに大変喜ばれます。