胸の中に豊胸シリコンバッグを包み込むカプセルが出現
豊胸シリコンバッグは人体にとって異物です。人体は、その異物から胸の組織を保護しようと豊胸シリコンバッグの周りにカプセルのような被膜を作り、胸の組織とシリコンバッグを隔離させようとします。挿入した豊胸シリコンバッグは、そのカプセルの中に収まっている状態になります。
カプセルに強く圧迫される豊胸シリコンバッグ
- 出典:bokete
カプセルに閉じ込められた豊胸シリコンバッグは圧縮されてカチンカチンになってしまいます。この状態をカプセル拘縮といいます。例えるなら、ふんわり炊かれたご飯が、お弁当箱に押し込まれてカチンカチンになってしまうような状態が、胸の中でおこるのです。
カプセル拘縮はアレルギ―反応なので誰しも起こる可能性が
カプセル拘縮は人体を防御する、アレルギー反応のようなものです。防ぎようがなく、全ての人の胸の中でおこる可能性があります。
ツルツルの豊胸シリコンバッグはカプセル拘縮の危険性大
- 出典:takslife
豊胸シリコンバッグは、柔らかい丈夫な皮(シリコン)で包まれてできています。合成素材でできたこの皮は、表面コーティングの有無によって2つの種類に分けられます。1つが表面がザラザラしたテクスチャータイプで、もう1つの表面にコーティングがされていなくて、触った感じがツルツルするバッグをスムースタイプです。このスムースタイプの豊胸シリコンバッグは、何と40%の確率でカプセル拘縮を起こすと言われています。
- 知恵まとめ
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- カプセル拘縮は、被膜で豊胸シリコンバッグが圧迫される症状
- カプセル拘縮は体を異物から守る生体反応で、誰にでも起こり得る
- 表面がツルツルした豊胸シリコンバッグはカプセル拘縮が起きやすい