シリコンバッグ豊胸が知識のない人にもバレる【レベル1】
まずはドクターに限らず、ご主人や彼氏にも比較的簡単に豊胸シリコンバッグを入れていることがバレてしまうポイントをまとめました。
シリコンバッグ豊胸の見た目・触感でバレる不自然ポイント
日本人はもともと瘦せ型で乳腺が発達しておらず、皮膚にも余裕のない女性が多いため、豊胸シリコンバッグを入れると、お椀をかぶせたように不自然なバストになりがちです。「皮膚の数ミリ下に豊胸シリコンバッグが触れてしまう」と感じ、挿入してすぐに抜去(摘出)を考える女性もいるほどです。
触るとペコペコした感覚がある
皮膚から豊胸シリコンバッグまで数ミリしかない場合は特に、バストに触るとゴムボールのような人工的な違和感があります。
バストの硬さ
豊胸シリコンバッグを入れた方の多くが、施術直後にショックを受けるのが素材本来の「硬さ」です。体が「カプセル拘縮」という拒否反応を起こすと、バストはますますカチカチになり、マッサージしても柔らかくなることはありません。
寝てもバストが流れない
体の向きによって柔らかく揺れたり、流れたりせず、胴体にお椀を接着したように向きや形状が変わらないバストになることが多々あります。
左の女性のシリコンバッグを片方だけ抜去した手術中の写真(右)です。カプセル拘縮が強く、カチカチのボールのような触感であることが見た目でも想像できます。
人肌にない冷たさ
物理的につらいだけでなく、パートナーにバレたり、精神的に追い詰められる原因にもなりえるのが「人肌にはない冷たさ」です。皮膚から近ければ近いほど、豊胸シリコンバッグの冷たさが直に感じられます。
リップリング
折れたシリコンバッグの角や、表面の波打ちが皮膚の上からでもわかってしまう現象です。体格に合わない豊胸シリコンバッグを入れている場合や、経年劣化の一つとしても多く起こります。
乳首の向きが左右バラバラ
ドクターによる豊胸シリコンバッグの挿入位置の不備だけではなく、カプセル拘縮や破損によっても乳首の位置がバラバラになることがあります。
体型に合わないサイズ
芸能人のドレス姿や水着姿を見ると、痩せているのに極端にバストだけが大きくて、体幹からはみ出ていることがあります。形状などからシリコンバッグ豊胸が疑われる場合があります。
年齢を重ねていてもバストだけハリがある
加齢によって女性ホルモンが減ると乳腺はしぼみ、脂肪が重力に引っ張られてバストが下垂するのは自然現象です。しかし、年齢に対してバストの不自然なハリと位置をキープしている場合、シリコンバッグ豊胸だとわかることがあります。
予備知識があればシリコンバッグ豊胸に気づく【レベル2】
豊胸シリコンバッグをどこからどんな位置に入れるのか、挿入後にバストはどう変わるのか。ある程度知っている人にしかわからないポイントです。
動くとわかるシリコンバッグ豊胸の不自然ポイント
レッドカーペットで手を振る女優や、ステージで踊るアイドル。実は手を上げたり、動いたりした時に「これはシリコンバッグ豊胸だな」とわかってしまうポイントがあります。写真では画像補正がききますが、4Kや8Kの高画質テレビが普及した今、動画から隠すのはますます難しい時代になっています。
手を上げると豊胸シリコンバッグも上に上がる
大胸筋下に豊胸シリコンバッグを入れていると特に、腕と一緒にバッグも上がりやすくなります。
バストが揺れない
本物の豊かなバストでは、デコルテから揺れが伝わりますが、豊胸シリコンバッグではそれがなく、不自然な揺れないバストに悩むケースが多々あります。
シリコンバッグを入れた胸が硬くて谷間が寄らず、動かないとお悩みだった40歳女性。術前(左)から、当院でコンデンスリッチ豊胸を受け、やわらかく揺れる胸を手に入れました(右は術後半年)。
脇の下の豊胸シリコンバッグ挿入時の傷が見える
シリコンバッグ豊胸の手術では、通常脇の下を4~5㎝切開して挿入します。有名シンガーがライブ中にゴシップ誌に左右対称のケロイド状の傷を撮られたことがありますが、目立った傷を残してしまうような未熟な技術のドクターはまだまだ多いようです。
大胸筋に力を入れるとアンダーバストが二段になる
大胸筋下に豊胸シリコンバッグを入れた場合などに起こります。未熟な技術や挿入位置の誤りが原因と言われますが、筋肉の動きで豊胸シリコンバッグがずれるケースもあります。
体内を調べられるとシリコンバッグ豊胸が一目瞭然 【レベル3】
診察・検査では、豊胸シリコンバッグは完全な「異物」として認識されます。
病院や空港でシリコンバッグ豊胸がバレる不自然ポイント
レントゲンや超音波検査、はたまた空港のボディスキャン検査で豊胸シリコンバッグがはっきり写ってしまうのは有名な話です。でも、それだけではありません。たくさんの患者を診察してきたドクターには、聴診器の「音」でもわかってしまうのです。内科の診察を受ける時も、雑音によって異常を見分けづらい可能性があります。
レントゲンや超音波検査に写る
豊胸シリコンバッグをバストに入れていると異物としてはっきり写ってしまい、患部の様子が正しく診断できない場合があります。なお、脂肪注入の場合、超音波検査で分かることはありますが、レントゲンでバレることはまずありません。
聴診器当てると異物感、音も不自然
触感の異常だけでなく、音で異物であることが判明することもあります。
豊胸シリコンバッグを入れている期間が長いほど、状況は悪化する
多額の豊胸費用を出したはずの芸能人でさえ、不自然さを完全に隠すことは難しいのがシリコンバッグ豊胸。「豊胸がバレるのが恥ずかしいから」と健康診断や乳がん検査を避ける女性もいますが、それでは万が一の時、発見が遅れてしまいます。また、今は問題がなくても、豊胸シリコンバッグを体内に入れておくこと自体が、ゆくゆくは心身の健康を害する要因になりかねません。体の状態を正しく把握するためにも、まずは、今のバストの状態をありのまま診断してもらいましょう。豊胸シリコンバッグからの入れ替え症例を数多く手がけたドクターなら、脂肪注入で今のボリュームを失わずに自然なバストを手に入れる方法も提案できます。「長く悩んでも状態は悪化するだけ」ということをぜひ、心に留めておいてください。
- 知恵まとめ
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- 多額の豊胸費用をかけたはずの芸能人でもシリコンバッグ豊胸はバレやすい
- 「自然に揺れない」「傷が見える」など、動くとますますバレやすくなる
- レントゲンやエコーに限らず、聴診器の音でもバレることがある