シリコンバッグ豊胸で起こる「ダブルバブル」
- 上の症例を正面から見たところ。左側の段差下の皮膚もよれてしまっているのが分かる。
ダブルバブル変形(Double-Bubble Deformity)とは、バストのアンダーラインに、まるで鏡餅のように豊胸シリコンバッグの縁が段差になって表れる症状です。見た目、触り心地、揺れ方も不自然になります。
原因はさまざまですが、もともとの豊胸シリコンバッグの挿入位置やサイズ選び、また挿入した時の剥離の仕方で失敗した場合と、「加齢」による場合が考えられます。
シリコンバッグ豊胸後に生じる段差(ダブルバブル)を放置すると…?
放っておくとどうなるのでしょうか?年齢を重ねたり、出産・授乳を経て乳腺組織や皮下脂肪が萎縮(いしゅく)したりすることで、ますます鏡餅の溝が深くなり、感触が硬くなっていったり痛みを伴うようになることがあります。いったんこのような症状が出ると、残念ながら時間がたっても良くなることはありません。取り出すしか解決法はないのです。
豊胸シリコンバッグをただ取り出すだけでは、ダブルバブルの改善策として不十分
バストの中に豊胸シリコンバッグを入れた瞬間から、周辺組織や皮膚は引き伸ばされていきます。豊胸シリコンバッグを取り出してボリュームダウンするだけならまだいいのですが、実際には全体のフォルムが一気に垂れ下がったり、バストがえぐれたように陥没してしまったりすることが多く、とても残念な見た目になってしまいます。そこでTHE CLINICでは、豊胸シリコンバッグの取り出しと同時に、失ったスペースのボリュームを補うコンデンスリッチファットの注入(コンデンスリッチ豊胸)をおすすめしています。
コンデンスリッチ豊胸がダブルバブルの解消に適しているワケ
写真の症例は、非常に難しいケースですが、まだ片側だけなので、豊胸シリコンバッグを抜去してコンデンスリッチファットでカバーすることができました。濃縮した脂肪を①皮膚の下、②乳腺の下、③筋肉の中、さらに非常に狭いスペースですが④筋肉とシリコンバッグを包んでいた被膜(カプセル)の上、⑤下と、5層に分けて少しずつ注入しました。 このように非常に少量ずつ、さまざまな層に入れることでしこりを防ぐことができます。また、微調整が可能なので、段差になっていたアンダーバストをナチュラルで滑らかなラインに修正することができました。ドクターにしっかりとした技術があれば、ダブルバブルはキレイに解消できるのです。
ダブルバブルを長期間放置すると、キレイに修正できないことも。
しかし、長年ダブルバブルをそのままにしてしまい、アンダーバストの高さにくっきりと左右差が生じてしまうと、どうしても修正しきれないことがあります。
その点、他院が行った豊胸の失敗例を多数修正しているTHE CLINIC。カウンセリング時にドクターが原因を調べ、無料で改善策をお伝します。少しでも変だなと気になったなら、是非ご相談におこしください。
シリコンバッグ豊胸のダブルバブル解消法は動画でも紹介!
ドクター中居が施術したダブルバブル解消の症例を動画でもご紹介しています。158センチ38キロの痩せ型の方でも、しっかりと両胸で245cc入れることができました。
- 知恵まとめ
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- シリコンバッグ挿入時のミスや加齢で胸に段差ができるのが「ダブルバブル」
- 抜去と同時に、コンデンスリッチファット注入をすればキレイに修正できる -早めの対応が仕上がりの美しさにつながるため、気になったらすぐ受診を