豊胸バッグ抜去・除去
豊胸バッグ除去後のスペースは「時間経過と共に自然にふさがる」とドクターに説明されたという体験談をたまに目にしますが、それは間違いです。ほとんどの症例では自然に閉じることはなく、稀にあっても変な形で癒着してしまっているケースです。
豊胸バッグ抜去・除去後のスペースに脂肪を入れると、壊死する
- 豊胸バッグの除去後、脂肪注入豊胸でボリューム補給を希望されるゲストが多くいらっしゃいます
豊胸バッグを除去した後のバストは、フラットになるばかりか、組織が圧迫されていたぶん、えぐれた印象になってしまいます。そのため、除去と同時に脂肪注入法で豊胸手術を受ける方が多いのですが、豊胸バッグの除去で空洞になった場所に脂肪を注入すると、脂肪が壊死します。なぜなら、全く血流がないからです。その結果、大きなしこりができてしまうなど最悪の結果に発展します。
豊胸バッグ抜去・除去後に空洞になったスペースは、エコーで要確認
- エコー検査では、大学病院でも採用されているエラストグラフィを使用
豊胸バッグ除去後の脂肪注入豊胸は、空洞になったスペースに脂肪が入らないよう注意して行います。術前にエコーで、空洞箇所を確認し、それ以外のスペースに少量ずつ脂肪を注入します。誤って空洞に脂肪が入った場合は完全に洗い流します。
- 知恵まとめ
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- 豊胸バッグを除去した後に残るスペースが、自然にふさがることはない
- 豊胸バッグ除去後の空洞に脂肪注入すると壊死してしまう
- 脂肪注豊胸前のエコー診断では、空洞箇所の確認が必須