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豊胸バッグを抜去・除去するならいつ? 出産・授乳を視野に置いた提案

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女性はライフステージに応じて、自分のバストに求める優先順位が変わってきます。「ボリューム」や「セクシーさ」を求めて豊胸シリコンバッグを入れた方でも、妊娠・出産後は「母乳で赤ちゃんを育てる」ことが目的になり、乳がん検診の対象年齢には「健康」が第一になります。一度入れてしまった豊胸シリコンバッグを抜去(除去)したい場合、いったいいつがベストなのでしょうか?

豊胸バッグの除去は、思い立ったが吉日

念願の豊胸手術を受けたものの、豊胸バッグの異物感にショックを受け、抜去(除去・摘出)して欲しいという方は、実は手術直後からいらっしゃいます。「いずれ慣れる」と思いきや、精神的なストレスは消えず、増していくことがほとんど。例として、9年前に豊胸シリコンバッグを入れ、抜去(除去)を検討している方の相談メールをご紹介します。

「バストがB→Dに。でも一日も早く抜去したい」

シリコンインプラント(豊胸バッグ)を入れ、BカップからDになりました。サイズは満足、見た目は問題ないままです。でも精神的に、ずっとずっと異物感に悩んできました。一日も早く抜去(除去)したいのですが、取り出した後、えぐれたような胸になるのも耐えられません(35歳/東京都在住)。

豊胸バッグは、何事もなくても約10年ごとに除去・入れ替えが必要

シリコンバッグ トラブル

この方のように豊胸バッグ除去後の胸の変形に不安を抱いたり、入れた時の激しい痛みが記憶に残っていたりすると、除去手術を躊躇する方もいらっしゃいます。しかし、人工物を体内に入れている以上、その期間が長いほど、劣化による破損の危険は増加する一方。何の自覚症状がなくても、10年未満で一度は取り替えなくてはなりません。シリコンバッグ豊胸は「取り出す」ことを前提にした手術なのです。
また、豊胸バッグを入れたことで精神的に追い詰められる方もいらっしゃいます。心身への影響を考えると、除去を考え始めたのであれば、早めの抜去(摘出)リスク軽減に繋がります。
(参照:豊胸1カ月での抜去の選択~バッグの抜去は早めが良い?~(後編)

トラブルを自覚したら一刻も早く豊胸シリコンバッグの抜去を!

シリコンバッグ 破損 トラブル

もし豊胸バッグを入れた胸に痛みや腫れ、左右差、カチカチに硬くなる「カプセル拘縮」などの症状がある場合は、すぐに除去すべきです。バッグが破損してシリコンが流れ出している場合、周辺に浸潤して炎症を起こす危険性があります。また、変形したまま長年放置すると、修正手術が難しい場合もあるのです。
(参照:シリコン破損から数年放置……抜去だけで胸の形は戻る?【難しい症例2】

豊胸バッグは「妊娠前の抜去」が望ましいが、マストではない

では、妊娠を希望する場合、除去するタイミングはいつがいいのでしょうか?実は、豊胸バッグを入れていても授乳に直接影響があるわけではありません。本来、乳腺を傷つける手術ではないので、母乳にシリコンなどの内容物が混じるといった心配も無用です。
ただ、妊娠・出産によって乳腺が発達すると胸がパンパンに張り詰め、痛みを感じやすくなるのは事実。さらに心配なのが「乳腺炎」です。発達した乳腺が豊胸バッグに圧迫され、炎症を起こして授乳時に強い痛みを感じたり、化膿・発熱に至ったりすることもあります。

いずれ豊胸バッグの除去を考えているなら、妊娠前がおすすめ

では妊娠・授乳中の除去手術はどうかというと、それはおすすめできません。当院、THE CLINICでは、麻酔や内服薬などは非常に低リスクのものを使用していますが、それでも赤ちゃんへの影響がゼロとは言えないからです。「いずれ除去したい」と考えているなら、思い切って妊娠前に取り出した方が良いでしょう。 しかし、その際に問題になってくるのがバストの変形です。豊胸バッグの除去だけにとどめると、伸びた皮膚や組織がダランと垂れ下がったりえぐれたような胸になったりする例も実際にたくさんあります。さらに、2人目、3人目と、授乳で膨らんだりしぼんだり…を繰り返すうちにバストはますます下垂し、女性としての自信を無くしてしまうという体験談も少なくありません。

安全を考えるならコンデンスリッチ豊胸でのボリューム維持

シリコンバッグ 抜去 脂肪注入

そこでTHE CLINICでは、豊胸バッグの除去と同時に、濃縮した自分の脂肪でスペースを補充する脂肪注入法「コンデンスリッチ豊胸」をおすすめしています。異物でなく自分の脂肪を使うので、破損の心配や授乳への影響はありません。

産後の悩みを解消する「マミーメイクオーバー」もおすすめ

最近は、産後に変化した体型を修復するために美容施術を行う「マミーメイクオーバー」の認知も広まっています。豊胸シリコンバッグを入れたまま妊娠してしまった場合は、授乳を完全に終えたあとでコンデンスリッチファットに入れ替えるバストのマミーメイクオーバーもおすすめ。コンデンスリッチ豊胸はご希望のサイズに合わせて複数回にわたって行えるため、周囲にバレにくいというメリットも。妊娠前に豊胸シリコンバッグから脂肪への入れ替えを行い、出産の予定がなくなった後に追加で注入すれば、妊娠・出産を繰り返してたるんでしまった部分も脂肪でカバーでき、より満足度が高くなるでしょう。

知恵まとめ
  • 豊胸シリコンバッグの挿入期間が長いほど心身のリスクは高まる
  • 妊娠前に抜去(摘出)し、脂肪注入に入れ替えればバストの形も崩れず◎
  • 授乳が終わった後に「マミーメイクオーバー」と併せるのもおすすめ
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