1. 豊胸手術後の左右差放置はなぜ危険?改善例を画像で紹介【後編】

診療録

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豊胸手術後の左右差放置はなぜ危険?改善例を画像で紹介【後編】

第47録
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シリコンバッグによる豊胸手術後に生じたバストの左右差についてご紹介している診療録・後編。前編では左右差の原因について実例をご紹介しました。後編では、左右差を放っておくことのリスクについて解説します。

後編:【豊胸手術後の左右差はすぐ受診! シリコンバッグの異常サイン】

左右差の原因(豊胸シリコンバッグ破損)を放置することが招く深刻なリスク

手術後にバストの左右差があらわれる大きな原因のひとつが、豊胸シリコンバッグの破損です。異物を胸に入れる豊胸手術は、常に破損のリスクがあります。仮に豊胸シリコンバッグが破損しても流れ出たシリコンをすぐきれいに洗浄すれば、自分の脂肪を注入して修正することができます。しかし、放置すればするほど除去が難しくなってしまうのです。さらに炎症や、もっと深刻な病気に進んでしまう可能性も否定できません。

豊胸シリコンバッグの破損が引き起こす炎症

手術後、体内に流れ出たシリコンによる炎症は「異物性炎症」と呼ばれ、バストが硬くなる変形する、赤くなる、腫れあがる、痛みを生じる、圧迫を感じる、といった症状の他に、瘻孔(ろうこう)といって、組織に炎症が長期間あることで管状の穴ができ、皮膚・粘膜やほかの臓器に影響を与えてしまうことがあります。

シリコンバッグ豊胸手術後の異物肉芽腫

さらに異物肉芽腫といって、手術後のバストの中に腫瘤(代表的なものはパラフィン腫)ができることも。日本形成外科学会では、異物肉芽腫と癌の発生について明らかな因果関係は証明されていないとした上で、異物肉芽腫が長期間存在し潰瘍化を繰り返す場合は、癌発生を促す可能性も否定できないと提示。できるだけ早期の異物摘出を推奨しています。
(参照:日本形成外科学会

シリコンバッグ豊胸手術後の左右差の放置は、修正を困難に(画像あり)

左右がいびつなバストをそのままにしておくと、豊胸シリコンバッグを抜去(摘出)後に脂肪注入などで形を修正しようとしても難しい場合があります。
例えばこちらのケースでは、特に左胸の変形が激しい状態で、高度のカプセル拘縮と、長年にわたる血腫が固まって、しこりになっていました。ゲストはいくつかのクリニックに手術を断られた後、わらにもすがる思いでTHE CLINICに来院。長年にわたるバストの変形があったため、難易度の高い手術でしたが、無事に豊胸シリコンバッグを抜去(摘出)し、コンデンスリッチ豊胸で自分の脂肪に入れ替えることに成功しました。
自然なバストラインを手に入れたゲストは、手術後に胸を見たとたん、涙を流して喜ばれました。

シリコンバッグ豊胸 除去 症例画像

「恥ずかしい」「見せられない」は忘れて、左右差を早期に治療しましょう

バストの左右差を数年間がまんして、やっと受診されたゲストの中には「こんな胸では恥ずかしくて誰にも見せられないと思った」とおっしゃる方がたくさんいます。他院で手術を断られ、そこからまた数年、悩みを抱えたままで過ごす方が多いのも事実です。しかしさまざまな難易度の高いケースを手術してきたTHE CLINICからのアドバイスは、「手遅れになる前に一刻も早く受診を」の一言に尽きます。
エコー検査とドクターのカウンセリングは無料です。左右差の原因を知り、適切な対策を知ることで少しでも安心できるのではないでしょうか。

知恵まとめ
  • 豊胸シリコンバッグの破損を放置すると炎症や肉芽腫のリスクが増加
  • 日本形成外科学会では異物性肉芽腫の早期受診を呼び掛けている
  • 変形の修正は難易度が高く、長年放置すると左右差が解消できないことも
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