1. 豊胸後の乳がん検診リアル体験談! シリコンバッグ豊胸の不安(後編)

診療録

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豊胸後の乳がん検診リアル体験談! シリコンバッグ豊胸の不安(後編)

第19録
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シリコンバッグ豊胸をしている場合、マンモグラフィーなどの主要な乳がん検診を受けられない場合があります。でも定期健診は大事。どうしたら積極的に乳がん検診を受けられるようになるのでしょうか? 実際に豊胸手術後に検査を受けられた方の体験談を交えて解説します。

前編:【豊胸は乳がん検診ができない? シリコンバッグ豊胸の不安】

乳がん検診を受けるための豊胸シリコンバッグの摘出(抜去)という選択

シリコンバッグ摘出 画像

乳がん検診を避けていると、乳がんにかかったときに一番大切な「早期発見」のチャンスを逃してしまうことになります。そうは言っても豊胸シリコンバッグをただ摘出(抜去)するだけでは、見た目が大きく変わってしまうという問題も。豊胸シリコンバッグを入れていた期間が長ければ長いほど乳房の組織は圧迫、皮膚は引き伸ばされ、摘出しても大きな変形やたるみ・陥没などに悩まされる場合が多いからです。

脂肪注入豊胸でも乳がん検診は断られる?

そこで増えているのが豊胸シリコンバッグ摘出(抜去)と同時に、脂肪を注入する方法です。もともと自分の組織である脂肪を注入するので、破損の危険はなくなり、乳がん検診ではマンモグラフィーが可能になります。しかし、脂肪注入も豊胸手術。「豊胸の手術歴がある人は乳がん検診をお断りします」と告知している医療機関もあり、迷われる方も多いようです。では、どうすれば検診を受けられるのでしょう。下記は、当院でコンデンスリッチ豊胸を受けたIさん(40歳・埼玉県在住)の体験談です。

「脂肪を注入したことを言ったら乳がん検査がスムーズでした」

34歳でコンデンスリッチ豊胸を受けられたIさん。その時、当院で「乳がん検診はぜひ積極的に受けてください。検査の際は注入したのが脂肪であることを言ったほうがスムーズですよ」とアドバイスしていました。その後、職場の健康診断に乳がん検診を追加したのが36歳のとき。問診票の「検査を受けられない人」の欄に「豊胸手術を受けた方」と書かれていたので、一瞬「隠したまま受けようか?」と迷ったそうですが、「どうせプロにはわかることだから」と、エコー検査の技師の方に正直に申告されたそうです。すると「シリコンですか?」と聞かれ、ドキドキしながら「いいえ、脂肪注入豊胸です」と答えると、「そうですか。じゃあマンモグラフィーも受けられますね」と言われただけ。胸を挟む時は確かに痛かったそうですが、乳房の中身はすでに定着している脂肪なので、「破裂する」といった心配はなかったと言います。

会社からの通知も、豊胸手術には触れられず

乳がん検診 しこり
Iさんの乳がん検診の結果通知。硬結=しこりとある部分も、後に良性の石灰化と判明

Iさんは2年目の検診結果で、「しこりがある」と指摘されてドキッとした経験もお持ちです。でも幸い、再検査で「良性の石灰化」と判明。乳腺外来のドクターから「そのせいで乳がんのリスクが上がることはまずありません」と言われ、一安心されたとのこと。職場の人事を通じて再検査の案内が来ましたが、豊胸手術の件には特に触れられていなかったそうです。

豊胸手術をしたからこそ、乳がんから“胸を守る”という意識に

「毎日何人もの患者さんを診る医療のプロたちは、きっと豊胸した女性にはたくさん会っていらっしゃるんでしょうね。思い切って乳がん検診を受けてみたら、いろいろ悩んで意識していたのは私だけだったような気がしました。『子どももいるし、せっかくキレイなバストになったのだから、しっかり守ろう』という気持ちに変わり、それから毎年乳がん検診は欠かさずに受けています」と話してくださったIさん。ちなみに、これまで病院2カ所と、市の保健センター(無料検診)、健康診断専門クリニックで乳がん検診を受けたそうですが、問診票に「脂肪注入の豊胸経験あり」と書いて検診を断られたことは、まだないということです。

コンデンスリッチ豊胸の3人に1人はシリコンバッグ豊胸からの乗り換え

コンデンスリッチ豊胸 シリコンバッグ摘出

見た目が美しくなれても、その後の心理的な負担が大きいようでは安心して過ごすことができません。コンデンスリッチ豊胸によって脂肪を定着させるは技術は年々進化しています。最新技術で生成した脂肪は不純物が取り除かれ、幹細胞も濃縮されるため、定着率があがっています。石灰化によるしこりや脂肪壊死といった合併症が格段に少なくなったこともあり、今では施術を受ける女性の3人に1人が豊胸シリコンバッグ摘出(除去)からの“乗り換え組”です。
Iさんの体験談にもあったように、脂肪注入による豊胸はバッグが破損する不安がないため、乳がんの検診も問題ありません。カプセル拘縮などに悩んできた方にとっては、何よりバストに自然な見た目と手触りを取り戻せることが大きなメリットでしょう。
「乳がん検診が怖い」「豊胸シリコンバッグ入れたあとの胸に違和感があって不安」と思う方は、ぜひ一度、豊胸シリコンバッグの摘出(抜去)と脂肪注入による再生豊胸を数多く手掛けている医師にご相談をおすすめします。

知恵まとめ
  • 豊胸シリコンバッグ除去→脂肪注入に変えればマンモグラフィーも問題ない
  • 医療機関には豊胸手術について先に言ったほうがスムーズ
  • コンデンスリッチ豊胸の3人に1人はシリコンバッグ豊胸からの乗り換え
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